生物学的に、人間という動物はかなり初期の段階から、着飾る動物なんだだそうです。
私たちは、本来おしゃれ好きな動物なんですね笑
今では暖房も車も当然にある生活ですが、防寒対策のされていない旧式の建物や馬車で移動する生活様式の中で毛皮やレザーは確かに重宝されたのでしょう。
光沢のあるレザーで造られた美しいフォルムのハンドバッグや、纏うだけで気分の華やぐゴージャスなファーのコートはつい最近まで当た前のファッションアイテムでした。
私も、10代からファッションの世界にどっぷりな生活だったので、今、自分で口にしただけでテンションが上がります笑
天然の素材の美しさと天才的なデザイナーの「アート作品」は後光がさしてみえるものです。笑
しかし、その後光さえも簡単にうち消す現実が近年明るみに出てきました。
良質にこだわるあまり生きたまま皮を剥ぐ毛皮の製作過程があまりにも残酷なことが知れ渡り、
リアルファーやレザーの使用を制限すると宣言したハイブランドも多く、毛皮に対するイメージが大きく変わりました。
リードや首輪にレザーが使われているのも当然でしたが、よく考えると「ペットを可愛がる為に、皮を剥がれる動物がいる」というのはおかしな話。
もちろんDarlingでは、お洋服の素材からラッピングのリボンに至るまで、リアルなファーやレザーは使わないと設立当初から決めています。
愛するわんちゃんの為に、犠牲になる動物がいても構わない人間なんていませんから。
動物を家族として愛せる人だからこそ、もっと気遣いたいですよね。
ファショナブルでトレント感のあるファッションを愛するオーナーと愛犬のブランドとして生まれたDarling。
安いから、毎日着せて処分する犬服ではなく、思い出の一部として、時間を味わいながら大切に着ていただける犬服でありたいと思っています。
今後は、スリリングなファッション性はそのままにもっと「地球に優しい」素材を取り入れるチャレンジもしていく予定です。
注目は、土を汚さず、健康被害も防げるオーガニックコットン。
加えて、廃棄に石油を使わない植物の原料で造られたキュプラ、リヨセル、レーヨン。
「エシカル」と呼ばれる素材をどうおしゃれにまとめるかも楽しみなミッションの1つ!
現状、まだまだ本当のエコ素材が手に入る環境は乏しく、生地のマーケットの配慮もさほど感じられないのですが、2021年にはどうにか実現していく予定です。
1つでも多くのブランドが小さな取り組みを始めることが、毛皮のような大きなームーブメントへ押し進めるきっかけとなると信じています。
人間も犬も、地球の動物たちの一員ですから、地球に迷惑をかけず、共存していけたら理想的ですよね。
わんちゃんとの暮らしを続ける為に、
一日単位でできることから確実に。
エコなことがおしゃれな時代。
なんだか優しい時代を皆様と生きれると思うと、
更にブランドが楽しくなりそうです♡